FP2級直前、試験範囲が広すぎて必死に図書館通いをした試験2週間前。
そして試験直前1週間、慣れない図書館通いによって燃え尽き症候群となった私は、平日の間に学科の過去問1回分、実技の過去問半分程度しかやらない状態で試験前日の土曜日を迎えたのでした。
どうも!無趣味社会人ことたっつーです!
いやー、人間普段かけない負荷をかけると反動がすごいんですね、必死に勉強した2週間前とは打って変わって、試験前の1週間は仕事終わりに図書館によるなんてことは一切なく、家に帰ってちょろっと過去問を解いてビール飲んじゃってました。まぁ仕事がまぁまぁストレスフルな週だったというのもあるんですが。。。
そして迎えた試験前日
そして気づくと土曜日、試験は明日に迫っていました。本当は試験までに過去問3回分は解いておきたかったんですが、今のところ学科は1日分、実技に関しては半分程度しか解き切れていません。困った困った…
とはいえ1人暮らしの社会人、平日にため込んだ洗濯をしたり、食器洗いをしたり、昼寝をしたり土曜日って何かと忙しいんですよね。そして一切勉強することなく時刻は午後の2時。
ここからのラストスパート、私は実技試験の残り半分と、学科試験1回分を解いて力尽きました。もう頭がパンパンです。だってFP2級、範囲が広すぎるんだもん!!おわんないよこんなん!てか範囲が広すぎるうえに出題内容が細かすぎるんだよ!!!
文章を読んでも内容が頭に入ってこないほど疲れ切っていて、だめだ、今日はあとノートを全部見直して寝ようということで諦めました。
FP3級を受けるときは普通に試験前日でもビール飲んじゃってたんですが、さすがに今回はそんなことはせず、ノートを一通り見直して24時過ぎに就寝しました。
そして試験当日。なんだか疲れた気怠い身体で朝6時に起きました。
試験会場は少し遠くて1時間ちょっとかかるということで、8時には家を出なければなりません。だらだら支度を済ませ、目標の時刻に出発です。
幸先の悪い朝の電車
試験会場までの電車では必死に最後の悪あがきでノートを読んでいました。乗り換え駅に到着し、あ、降りなきゃ!と焦って席から立ち上がると、私の手からiPhoneが零れ落ちました。私のiPhoneケース、手帳型なんですが、ケースのポケットに名刺とかなんやらかんやら入れているんですね。それらが落ちた衝撃でiPhoneケースから飛び出し、電車の床にぶちまけられました。
そして最悪なことに座席の下にまで私のiPhoneケースの中から色々なものがばらまかれ、床にはいつくばってそれを拾い集めて急いで下車するというなんとも幸先の悪いスタート。
その後は手元の緩い自分を憎みながら試験会場へ向かい、無事に集合時間に間に合うことができました。
3級よりも受験者の年齢層は高い
FP3級を受験したときは、年齢層が若いというか大学生っぽい方がかなり多かったんですが、2級は社会人っぽい人が中心で、50代くらいの方も普通にいました。幅広い年齢層が受けている印象です。
FPって年金の受給とか相続とか個人事業主の税金処理とか割と50代~60代のための知識も多く学んだりするので、それくらいの年齢の方は直接役立てられる知識も多くて有意義な資格なんじゃないかなって思います。
学科試験
試験会場にたどり着き着席、そしてほどなくしてまずは学科試験スタート。うーん、A分野とB分野(ライフプランニングとリスク管理)がかなり手こずりました。やっぱ日本の社会保障制度がややこしすぎんだよなぁ…てか過去問2回分しかやってないけどなんか過去問よりむずくね?とか思いながら解き進めていきます。
FPの学科試験は120分ですが、60分経過すると解答が終わった人は途中退室できるという制度があります。しかし、3級の時こそ大いに試験時間が余って60分きっかりに途中退室しましたが、2級ではとてもそんな余裕はありません。普通に悩む問題が多いので、私はちょうど120分使い切って解き終わったくらいでした。周りも60分で途中退室してる人なんていなかったし、6割~7割くらいの人は最後まで試験会場に残って問題を解いていました。
そして休憩を挟んで午後の実技試験。教室でお昼を取っていいということだったので、ファミマで買っておいたスパムおにぎりを食べながら実技試験の最後の悪あがきをします。なんせ実技試験は1回分しか過去問を解いていません。少しでも問題演習をしておかねば。
実技試験
そして休憩時間の間になんとか半分くらいの実技試験を解き終えて試験開始時刻を迎えました。FP2級の実技試験って、そこそこ計算問題多いんですよね。電卓持ち込み可能なことを試験前日に知って、いやそんなに計算させるのかよって焦りました。疲労がピークを迎えつつある脳みそを駆使してなんとか解き進めていきます。
実技試験は90分で、60分経過すると途中退室可能でした。やったー、途中退室できれば早めに帰れるじゃん!とか思っていたのですが、普通に全然時間足りませんでしたね。実技試験舐めてました。最後の3問くらいはめちゃくちゃ焦って解き切れずに終わりました(笑)。途中退室してる人も同じ会場に1人か2人しかいませんでした。
とにかくやり切った!家に帰って自己採点!
とにもかくにもここ3週間くらいの勉強漬け?の日々から解放されたということで、爽快感がすごいです。いやぁ、資格試験を受けるとこの瞬間の高揚感がたまりません。
家に帰って早速ビールを飲みながら自己採点することに。過去問サイトや各種予備校サイトでは速攻解答速報が公開されています。
Twitter(現X)の数々の「合格点超えてた~」報告を見ながら、自分は合格点に到達しているかどうか、5分5分な感触でした。学科は2択まで絞り込んで迷った問題が結構あったし、実技は解き終わらなかったし。結構緊張しながら、大好きなエビスビールを飲んで心を落ち着かせていざ自己採点。
学科は2択に絞り込んで一か八か解答を選んだ問題が結構あっていて、「お、これはワンチャンあるのでは…!?」と期待を胸に○×をつけていきます。
FP2級の自己採点の結果
そして、自己採点の結果がこちら!
学科試験…47問正解/60問中(78.3%正解)
実技試験…75%正解(71点予想)
ということで、学科も実技も合格ラインの6割を超えてました!!!うおー!!これはめちゃくちゃ嬉しい!
結構難しくてわかんないなぁ~みたいな問題で意外と当てていたのが大きいです。うん、直前まで粘った甲斐があった!
そしてなんやかんやわりとこの3週間くらいで真剣に勉強して、知識が身に着いたことは何よりの成果だと感じます。FPで身に着けられる知識って、なくても生きていけるけど、知っておいた方が世の中の仕組みが分かって人生の役に立ったり、自分の自信に繋がったり、勉強して損のない資格だと思います。
社会保障とか相続贈与のあたりはややこしすぎて日本の行政制度にイライラすることも多いんだけど、税金のことなんかは役立つ知識が得られて楽しいですね。
あとはマークミス等がなく無事に合格していることを祈るだけです。合格発表は1ヵ月後?またその頃に結果の記事を書きたいと思います。
追記
その後公式から解答が発表されていて(試験当日に公式が模範解答アップするのって珍しい)、改めて採点してみたところ、実技の正解率80.9%(78点予想)に点数アップしました。意外と解答速報が誤答ってこともあるみたいです。なんにせよ安心。
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