唐突ですが、コキアって可愛くないですか…?
東京ドイツ村で圧巻のコキア畑を見てからというもの、その姿に魅了されてしまった無趣味社会人な私。家のベランダで育てれば、毎日その姿をめでることができて心豊かな日々を送れるのでは!?と思い立ったわけです。
どうも!虫嫌いガーデナーことたっつーです!!
ベランダで植物を育てるって高尚な趣味っぽくていいですよねぇ。私は普段ミントは育てているのですが、モヒートなどを楽しむための食用として育てています。しかし、食べるためではなく完全な鑑賞用としてお花などを育てるって、なんだか心に余裕が生まれそうな感じ、しませんか?いや、心に余裕があるから趣味で花を育てられるのか、花を育てた結果心に余裕が生まれるのか、鶏が先か卵が先か…世の中には突き詰めても仕方のないことがまだまだあるのですね。
ま、そんなことはどうだってよくて、とにかくベランダでコキアを育ててみた結果を紹介したいと思います!はたしてあの可愛い丸いフォルムに育てることはできたのか、秋になって無事に紅葉はしたのか!?
植え付け
記念すべき植え付け日は2023年6月11日。最寄り(といっても自転車で3~40分ほど)のホームセンターで苗を購入してきました。
コキアって最初はこんな赤ちゃんみたいにちっちゃいんですね~(そりゃそう)。コキアだけだとちょっと物足りないと思ったので、一緒にケイトウと五色トウガラシの苗も植えることに。カラフルでポップな寄せ植えが出来上がりそうです。ちなみに五色トウガラシは食用ではないため食べられません。
花野菜用の園芸用土に植えこみ、適当に肥料を散らして植え付け完了です。植え付け直後はたっぷりお水をあげます。
どうですか?結構いい感じだと思いません?ちなみに私、以前植栽の管理の仕事をしていたこともあるので、寄せ植えは仕事でもやっていたため、一応ビギナーではありません。でもプライベートで寄せ植えするのはこれが初めて。
1週間後
植え付け1週間後。せっせと水やりした結果がこちら。
ちょっとだけコキアが大きくなったような…?でも特段全体的な様子は変わりません。まぁまだ1週間ですからね。
2週間後
そしてそのまた翌週がこちら。早速ケイトウのフォルムが崩れて怪しい感じになってきました。コキアは以前その様子は変わり映えしません。
でも花を育てたり土いじりをするのって楽しいです。休みの日に花の状態をチェックするのが日課になってなんだか自己肯定感が高まります。
3週間後
そして7月に入りコキアは徐々に大きくなり始めました。おお、これこれ!いい調子じゃないの!ケイトウと五色トウガラシも休みの日に剪定や花柄摘みをやっていたおかげか良い感じの寄せ植えになっています。
しかしながらこの頃、コキアにでかめの青虫がついているのを発見して最悪でした。朝水やりをしていたらその気持ち悪いビジュアルに気が付き、出勤前の貴重な朝の時間にも関わらず15分ほどかけて撃退しました。
そして速攻でロハピという防虫スプレーをamazonで発注。翌日からせっせとスプレーしまくった結果、それ以降このプランターに虫が現れることはありませんでした。
それにしてもコキアの葉っぱなんて大して食べるとこなさそうなのに、よくこんな植物に虫が湧いたな。
1ヶ月後
そして1ヶ月も経つとコキアは植え付け時の2倍~3倍程度の大きさに変貌。一方の五色トウガラシは最初こそオレンジや黄色、紫、赤などカラフルな容貌を見せてくれていましたが、実が熟したのか大半の果実が赤色になってしまいました。果実も定期的に落とした方がよさそうです。
2ヶ月後
そして植え付けから2ヶ月経ち、うんざりする真夏日が続く8月になりました。この頃にはすっかりコキアも成長を遂げ、大きくてふわふわしたビジュアルに。綺麗な真ん丸ではありませんが、概ね目指していた形状になったかなと思います。
一方、コキアに場所を取られたケイトウはカラフルな花を咲かせることが少なくなり、貧相な状態に。
3ヶ月後
そして夏の間も成長し続け、枝先が徒長した結果だいぶとっ散らかった感じになりました。9月に入ると枝が赤く色づき始め、紅葉を匂わせる見た目になりました。
ケイトウはもはやこれ以上の発展はないとばかりにどんどん弱ってしまいました。本当は秋まであの華やかな見た目を維持したかったのですが、肥料が足りなかったのかな。とはいえケイトウは一年草ですから、2ヶ月も楽しめれば御の字かもしれません。
4ヶ月後
そしてようやく過ごしやすい日が多くなる季節、10月がやってきました。
ケイトウと五色トウガラシはすっかり枯れてしまいました。コキアも赤く色づいたものの、目指していたドイツ村のような赤くてふわふわで丸いビジュアルとは程遠く、ところどころ枯れ葉のついたただの赤い枝になりました(笑)。
最初に思い描いた理想とは全然違う。でも、これはこれで悪くないのかも。大人になるってそういうことの繰り返しだよね。秋の心地いい風に吹かれそんなことを思いながら、私の28歳の夏は幕を閉じたのでした。
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