2月7日に日本でも公開が始まったアニメーション映画「野生の島のロズ」。
こちらには私の最推し俳優のキットコナーが声優出演しているということで、普段気になる作品が公開されても配信開始まで待つサブスク派の私も、こればかりは映画館へ観に行ってきましたよ!ということで忘れないうちに感動と感想を記録しておこうという次第です。
めちゃくちゃおすすめの映画ですので、気になってる方はぜひ劇場へ足を運んでください!
※当記事にネタバレはありませんが、かなりクセ強めな感想になっていると思います。
仕事終わりに六本木ヒルズのTOHOシネマズへ
今回観に行ったのはTOHOシネマズ六本木ヒルズ。野生の島のロズの字幕版が公開されている劇場は限られますので、事前にチェックが必要です。
自分の人生に無縁な場所、六本木ヒルズ、そういえば大学の時に実習かなんかでうろついたとき以来だなぁ。高級そうなお店が揃いも揃っていて気後れしちゃいます。そしてTOHOシネマズの場所を見つけるのにも一苦労。六本木ヒルズ内に案内表示が出てない上に、結構分かりにくい場所にあります。
劇場に到着してから上映開始まで30分ほどありましたが、ひとまずチケットを購入してロビーをウロウロ。グッズ売り場を覗いてみましたが、あまり目ぼしいものは見つかりませんでした。本当はキットコナー演じるブライトビルのマスコットとかがあったら欲しかったんですが、付箋とかチェンジングキーホルダーとか絶妙に「いらないな…」というラインナップです。
飲食売店でビールを購入

そして一通りうろついた後はビールを購入するために飲食売店へ。夜の混雑時間帯で、飲食売店にはそこそこの列ができていました。前に並んでいたのは3〜4組でしたが、並んでから注文するまでに15分以上かかったかな?
でもね、どれだけ提供が遅くてもスタッフにはあたってはいけませんよ。実は私、かつてシネコンに勤めていたことがあるのですが、注文される品物のラインナップによって調理や準備にとんでもない時間がかかっちゃうのですよ。こればかりはスタッフの手際云々の問題ではないのです。
私も働いていた時に、スタッフの提供オペレーションが悪いせいで上映開始時刻に間に合わなかったからと、ヤクザみたいなお客様に混雑するロビーで散々怒鳴り散らかされた挙句「俺のために上映を止めろ」だとか「殺すぞ」と凄まれたことがありましたね。そんなお客様が大罪を犯そうとしてまで見ようとしていたのはなんとすみっコぐらし。きっとすみっコぐらしには人を狂わせてしまうほどの魅力があるのでしょう。
ちなみに、チケット記載の上映開始時刻から10分〜15分ほどは予告編が入るので、上映開始時間が迫っているからといってすぐに焦る必要はないのです。まぁガチでトロいスタッフに当たることもあるのでその時はお気の毒ですが、クレーム入れても映画の開始時刻は変わらないので落ち着いていきましょう。
そんなこんなを思い出しながら、マスターズドリーム900円、スパークリングワイン1,400円と塩ポップコーンM440円を手にいれました。中々高額な飲食費ですが、今回はPontaパスを使って映画自体は500円でチケットを買えているので、奮発しちゃいました。
いよいよ本編が始まり感動の瞬間…
そしてワクワクを抱えてスクリーンへ。非日常的な空間に胸が高鳴ります。

上映がスタートし、ポップコーンとビールを口に運びながら光り輝くスクリーンをみつめます。野生の島のロズは4DX上映も行われているのですが、臨場感ある動きの溢れる映像に「これは4DXも観てみたいかも」と思わされました。
そしていよいよキットコナー演じるブライトビルが登場するシーン。ブライトビルがキットコナーの声でセリフを発した瞬間、私は静かに涙を流していました。確実に涙を流すような場面ではなく、なんならコメディタッチなシーンですらあるのに、周りは誰1人泣いている様子のない中、感極まって涙は勢いを増しめちゃくちゃ鼻を啜りながらハンカチ片手に映画を観る30歳独身男性。
だってあんなに大好きなキットコナーが、異国のこんなに大きいスクリーンで喋っている。30年生きてきて初めてできた推しの俳優。Netflixのドラマシリーズ「ハートストッパー」をきっかけに色んな作品に出演するようになっていく過程をすべて見守っていたので、声優業までこんな完璧にこなして、素敵な演技をするなんて、、、感激すぎる、、、
ブライトビルは雁(鳥)をモチーフにした可愛らしいキャラクターですが、スクリーンの中にいるのは紛れもなくキットコナーでした。というかもはや私にはキットコナーが動いているようにしか見えなくて、キットコナーが何か喋る度に感動して涙流してました。ウザすぎるよ自分。
特にめちゃくちゃテンションあがったのは、キットコナーが色んな国の言葉で「hello」を言うシーンがあるのですが、そこで「コニチワ」と言ったこと。キットコナーがJapaneseで挨拶する日が来るなんて、こんな奇跡があっていいの?あの一瞬のセリフだけ切り取って、毎朝毎出勤前毎仕事終わり毎晩寝る前に聞きたいくらい、尊くて、可愛くて、貴重なセリフでした。神様ありがとう。生きていてよかった。この台本を書いてくれた人とブライトビルにキットコナーをキャスティングした人とキットコナー本人に感謝。
そんなこんなで120分間ずっと泣き続けてました。ほんとに感動して泣くべきシーンもあったんだと思うけど、そんなことより何よりキットコナーの声が劇場で聞けることが嬉しすぎて涙が止まりませんでした。エンドクレジットではKitConnorの文字が2度流れるのですが、その文字を見た瞬間、2回とも等しい量の涙を等しい熱量で流していました。親かよ。
まじで最高の2時間でした。去年の夏くらいから海外版の予告編やキャストが声の収録をしている動画をYoutubeでたくさん観ていたので、待ちに待った映画でしたし、やっぱりキットコナーが映画のスクリーンの中にいるという幸福感は何にも変え難いものでした。
ちなみに、野生の島のロズ字幕版ですが、客入りはかなり少なかったので多分大半の劇場で2週間ないし3週間で上映終了しちゃうと思います。字幕版を映画館で観たいと思ってる方は、早めに行った方がいいですよ。

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