運動音痴社会人(26)が未経験でテニススクールに通ってみた①

テニススクール

私は子供のころから運動が苦手でした。

一番体育の授業が嫌いだったのは中学生の頃。サッカーや野球の授業の時、運動神経抜群な生徒がチームのリーダーに指名されて、じゃんけんで買った方から好きな生徒を取り合っていくのです。

あの時間、ほんとなんだったんですかね…運動音痴な私にとってその時間は地獄でしかなかったです。いつも最後まで残って、じゃんけんで負けたチームリーダーのがっかり顔ったらもう…

どうも、趣味なし社会人ことたっつーです!

というわけでそんな運動音痴社会人がテニススクールに通うことにしました。

テニスって他の球技に比べて未経験でも始めやすいイメージがあります。しかもサッカーとかバスケットボールみたいにチームプレイではないため、コミュ障かつ運動音痴の人間でもなんとかなるんじゃね?って思います。

しかもテニスってバスケットボールとかフットサルと違い、スクールに通えば1から丁寧に教えてもらえそうな気がしませんか?初心者どころか人生でテニスラケットを一度も握ったことのない私でも、マイペースに上達を目指していけそうです。

それにスクールに通っているうちに、他の人と交流ができたりもしかしたら友達ができたり休日に遊ぶような仲良しもできたりして、無気力な人生が充実するかもしれませんよね。そんな淡い期待を胸に抱いて、とりあえずテニススクールに通ってみることにしました。

テニススクールの概要

私が通ったテニススクールはこんな感じでした。

・屋外型の会員制スクール
・月会費:8,000円
初心者向けレッスンあり
・社会人は主に平日の夜土日
チケット制(月会費を支払うと4回分のレッスン参加権が付与される)
・参加する曜日や時間帯は固定ではなく都度好きなクラスを選ぶことができる
・コーチや生徒は固定ではなく毎回入れ替わる(同じ人に当たる時もある)
・レッスン参加権(チケット)は持ち越し可能(使用期限は1年以内)

つまり、全く行かない月があったとしても月会費は8,000円かかり、参加権が4回分ストックされます。

この参加権は付与月から1年以内だったらいつでも使えるというシステムは、一見融通が利いて便利そうでありながら、私のような怠慢な性格の人間にとっては自分の首を絞めるシステムであることに、のちのち私は気づくことになります。

サークルではなくスクールにしたのは?

サークルの方が安上がりっぽいですし、他のメンバーとの交流も活発にできそうですよね。

サークルも検討していたのですが、前述した通り私はガチのテニス初心者だったため、おそらくサークルだと他のメンバーをイライラさせかねないという懸念から、スクールに通うことにしました。

スクールならお金を払って教えてもらいに行ってる訳なので自分的にも心理的負担が少ないですし、初心者向けのレッスンであればなおさら、よほど下手くそであっても受け入れてもらえるだろうと思ったわけです。

見学

入会前に見学が可能だったので、一応見学してみることにしました。

見学当日、受付に行くと自由にテニスコートを見て回っていいと言われました。特に案内等はなく、自分で外に出て練習風景を眺めました。

社会人でも割と落ち着いたタイプの人が集まっているように感じました。

きゃぴきゃぴした大学サークルの延長のようなノリだったり、逆にがつがつしたガチの運動部ノリだったら自分には不可能だと思っていたので、安心しました。

それがわかっただけで満足したので、早速受付に戻り、「いかがですか?」と聞かれるや否や「入会します」と即答していました。こういうよく吟味せずに見切り発車で進めてしまうところが自分の良くないところです。

その場で入会手続きや初期費用8,800円の支払をPayPayで済ませました。入会キャンペーンをやっていたので入会金と初月の月会費が無料になり、2ヶ月目の月会費1ヶ月分を前払いしました。

そしてレッスンの予約方法のレクチャーなどを受けました。WEBの会員専用サイトから予約、キャンセル等ができます。予約も15分前までは取り消し可能と非常に融通が利くシステムでした。

初めてのレッスン

初めてのレッスンは、仕事帰りに通うことにして夜の時間の初心者クラスを予約しました。受付で会員カードを見せるとロッカーキーを渡され、荷物を預け運動着に着替えます。

過去にジム通いに挫折した私は運動着を捨てずにとっておいたおかげで、無駄な出費を重ねず済みました。ラケットは無料で借りることができるので、月会費以外にかかる費用はありません。

ジム通いに挫折した記事はこちら↑

着替え終わってテニスコートへ向かうと、全部で10人~15人くらい、年代は30~40代くらいの男女が多かったです。開始時刻コーチが来るまではみんな時間を持て余しており、生徒同士で話している人はいませんでした。

コーチが来るとまず全員で準備体操を行い、連絡事項(今月のいついつはお休みですとか)を伝達するとレベル別のクラスに分かれます。

いざ初心者クラスへ行くと…

初心者クラス担当のコーチが初心者クラスの方~と呼んでいます。そちらへ向かうと、じゃああっちのコートですね~とすぐさま初心者用の少し小さめのコートへ案内されました。その日の初心者レッスンは私1人だけでした。

コーチ曰く、夜の時間に来る初心者の人は少ないのだとか。会社員でわざわざ仕事終わりに未経験のテニスなんてしようと思わないのでしょうか。テニスは完全に初めてなので却ってマンツーマンで良かったかもしれません。

初歩的なことから教えてもらえる

コーチと2人だけだったこともあってか、ラケットの握り方や構え方、足の踏み出し方などかなり基本的なことから丁寧に教えてもらえました。

途中どうしてテニスを始めようと思ったんですか、と何気ない質問をぶつけられます。人生を充実させたいと正直に話してしまうとちょっと重い気がしたので、同僚にやっている人がいて誘われたんですけど、ラリーを続ける自信がなかったのでまずはスクールに通ってみることにしました、と架空の同僚を生成することにしました。

コーチは40代くらいの男性で、昼間はサラリーマンをして夜はこうしてテニスコーチをしているのだとか。羨ましい、私もそんな生活を送りたい

基本的な構え方を確認した後はボールを打ってみたりしました。自分で打って散らかしたボールは自分で拾って片付けます。そうこうしてるうちに、あっという間に50分のレッスンが終わりました。

コーチから、初心者レッスンは大体8回から10回目くらいで次の中級者のレッスンへ移る人が多いですよ~と、上達の目安を教えてもらい、じゃあ週1で通ったら2~3ヶ月くらいで中級者レッスンに移るのが目標だな、とひそかに向上心を燃やしました。

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