5年の間に6回!趣味のように引っ越しをする社会人がその魅力や物件形態別のメリットデメリットも紹介!

引っ越しってわくわくしますよね。新しい部屋、新しい場所、新しい駅、新しい通勤路。すべてが新鮮です。引っ越そうかな~とSUUMOで間取りを見るだけでも楽しかったりします。

しかし、引っ越しはお金がかかります。趣味のように頻繁にしているとお金は出ていく一方です。

私は社会人になってからわずか5年の間にのべ6回の引越しを経験したまさに引越し貧乏。6回の引っ越しを通じて、趣味のように引っ越しをする魅力と、通算6件の物件に入居してきて感じた、それぞれの物件形態のメリットとデメリットを比較してみました。

  1. 引っ越しの魅力
    1. 魅力①新しい趣味や好きなものに出会えるきっかけになる
    2. 魅力②本当に自分にとって快適な部屋に住める
    3. 魅力③周辺飲食店やスーパーなどで新たな発見も
  2. どの物件形態がおすすめ?メリットデメリットを紹介
    1. 賃貸アパート
      1. メリット1:物件数が多いので選択肢が豊富
      2. メリット2:家賃が比較的抑えめ
      3. デメリット:初めての引っ越しの場合は特に初期費用がかかる
    2. シェアハウス
      1. メリット1:家賃が安い
      2. メリット2:他の住人との交流
      3. メリット3:付帯設備が充実
      4. デメリット1:トイレやシャワー・キッチンを好きなタイミングで使えない
      5. デメリット2:他の住人と仲が悪いと辛い
    3. レオパレス(家具家電付アパート)
      1. メリット1:家具家電付きですぐ生活を始められる
      2. メリット2:意外と壁は薄くない
      3. デメリット1:家具の配置に制限がある
      4. デメリット2:狭い、就寝スペースがロフト
    4. マンスリーマンション
      1. メリット1:すぐに生活を開始できる
      2. メリット2:保証人不要な物件が多い
      3. デメリット1:最初に期間家賃分のまとまったお金を用意する必要がある
      4. デメリット2:期間が決まっている
      5. デメリット3:家賃が高め
    5. 賃貸マンション
      1. メリット1:ゴミ出しがいつでも可能
      2. メリット2:住民の質
      3. デメリット:家賃が高い
  3. 引っ越しは楽しい!自分にあった居住空間を探そう!

引っ越しの魅力

早速引っ越しの魅力を紹介する前に、私のこれまでの引っ越しの経歴を紹介したいと思います。

①賃貸アパート(3年半)
②シェアハウス(6ヶ月)
③レオパレス(8ヶ月)
④マンスリーマンション(2ヶ月)
⑤賃貸マンション(6ヶ月)
⑥賃貸アパート(2年)←現在

②~⑤が怒涛ですね(笑)

魅力①新しい趣味や好きなものに出会えるきっかけになる

住む場所は仕事と同じくらい人生で重要なものになります。日々の生活の割合を大きく占める住居。その環境が変わることで、自分の趣味嗜好変わったり、新たな気づきが得られることがあります。

例えばキッチンが狭い部屋から広い部屋に引っ越せば、キッチンの使いづらさが理由で全く料理をしなかった人が料理をするようになり、それが新たな楽しい趣味になるかもしれません。

間取りが変わればインテリアの配置にこだわるようになるかもしれないし、スポーツジムが近い物件に引っ越せば運動をするようになるかもしれませんね。

私は地下室のように日当たりの悪い部屋から日当たりのいい部屋に引っ越して、家庭菜園を始めました。

魅力②本当に自分にとって快適な部屋に住める

色々な部屋に住むことで、自分では意識していないことでも実は自分の生活にとって重要な条件だったことに気が付け、より快適な部屋を探せるようになります。

例えば水栓。最近の物件がレバー式水栓が多いですが、お湯と水が分かれている水栓の部屋もまだまだありますよね。あれ、住んでみないとわからないんですが、ほんとに使いにくいんです。

そのほかにも洗面室に脱いだ服を置けるスペースはあるのかとか、玄関は靴が何足か置けるくらい広いかとか、ゴミ庫があった方がいいとか、内見の時にはさほど意識しなくても、日常生活を送るうえで結構重要なポイントがあったりしますよね。色々な物件に住んでみると、自分の生活利便性にとって何を優先したいのか、わかるようになります。

魅力③周辺飲食店やスーパーなどで新たな発見も

同じ場所に住んでいると、日々の生活が段々ルーティン化して使い勝手のいいスーパーやドラッグストアしかいかなくなりがちですよね。

引越しをすると、周辺の環境もガラッと変わるので、それまでは利用しなかった飲食店を利用するようになったり、いままで行ったことのないスーパーにも行くようになったりします。スーパーはお店によって値段も置いてある商品も千差万別。これまで見たことないような調味料や食材に出会って、料理の幅が広がることもあります。

また、近所の公園や川など、周辺環境が変わると散歩して探検してみたくなりますよね。そんなときにも新たな気づきや発見が得られます。

どの物件形態がおすすめ?メリットデメリットを紹介

前述したように色々な物件形態に住んでわかった、それぞれのメリットデメリットを紹介したいと思います。

賃貸アパート

最もスタンダードなのは賃貸のアパートですよね。

メリット1:物件数が多いので選択肢が豊富

SUUMOなどの不動産ポータルサイトで物件を探していると、豊富な物件と間取りがヒットします。自分の条件に合う物件を探しやすく、選択肢を確保できる点がメリットです。

メリット2:家賃が比較的抑えめ

マンスリーマンションや賃貸マンションに比べると比較的家賃は安めなので、日々の生活費を少しでも抑えたい場合は最も有力な物件形態です。

デメリット:初めての引っ越しの場合は特に初期費用がかかる

シェアハウスやレオパレス、マンスリーマンション等であれば、家具・家電は既に設置されているため用意する必要はありませんが、賃貸アパートの場合、物件契約にかかる仲介手数料や敷金礼金などの費用に加え、家具や家電を準備する費用が必要になります。

冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどの必須家電を新品で購入するとどんなに安くても5万円はかかります。中古品で済ませるなどの工夫が必要です。

仲介手数料は通常家賃の1ヶ月分、敷金礼金はかからない物件も増えていますが、1~2ヶ月分はかかると見ておきましょう。更に火災保険料や保証会社利用の場合は保証料で家賃1ヶ月分程度かかります。

シェアハウス

シェアハウスで人との交流を深めたいという場合はシェアハウスも検討すると思います。

メリット1:家賃が安い

シェアハウスは他のどの物件形態よりも家賃が安いです。水道光熱費などは固定額であることが多いため、生活費の管理がしやすくなります。

メリット2:他の住人との交流

シェアハウスの醍醐味は他の住人との交流にあります。気の合う人がいれば一緒に映画を見たりゲームをしたりお出かけしたりと、新たな出会いに繋がるかもしれません。

また、普通に生活していたら会うことがないような変わった経歴や仕事をしている人とも出会うことで視野が広がったり刺激を得られたりします。

メリット3:付帯設備が充実

物件によりますが、ジムやシアタールームなどの共用設備がついており、無料で使えることが多いです。こうした付帯設備を利用することで充実した生活を送れる可能性があります。

デメリット1:トイレやシャワー・キッチンを好きなタイミングで使えない

シェアハウスはトイレやシャワー、キッチンなどの水回り設備は共用なので、使おうと思っても他の人が使っている場合、待つ必要やタイミングをずらす必要が出てきます。

また、水回りが共用なため潔癖症の人は苦しむ可能性が高いです。

デメリット2:他の住人と仲が悪いと辛い

シェアハウスに住んでいる人全員が良識のある人とは限りません。他の住人に苦手な人がいたり、仲の悪い人ができてしまうと居心地が悪くなるため、ストレスを感じるでしょう。

レオパレス(家具家電付アパート)

何かと話題に上りがちなレオパレス。

メリット1:家具家電付きですぐ生活を始められる

通常の1人暮らしであれば入居後はまず家財の組立や設置から始めるのですが、レオパレスは家具と家電が予め設置されているので荷ほどきさえすればすぐに生活を開始できます。

メリット2:意外と壁は薄くない

レオパレスというと必ずと言っていいほど壁の薄さについての言及がなされますが、意外にそこまで薄いと感じることはありません。物件によりますが、私の経験上普通のアパートと変わりません。騒音関係を気にする人はむしろシェアハウスの方が不向きです。

デメリット1:家具の配置に制限がある

前述した通りレオパレスは家具家電付きですが、家具は壁付けなど固定されていることが多く、自分の自由に部屋作りをすることは難しいです。

デメリット2:狭い、就寝スペースがロフト

レオパレスは単身者向けのコンパクトな物件が多いです。

そのため、洗面台とバスルームは基本同じですし、キッチンも狭く、料理が作り辛かったりします。

居室も狭く、就寝スペース用にロフトが設けられた造りになっている間取がよく見られます。ロフトへの昇降方法は梯子です。経験したことのある人ならわかるかもしれませんが、寝起きにこの梯子を降りるのが結構きつかったりするんです。地味な事ですが、生活利便性が劣ると感じることもあるかもしれません。

マンスリーマンション

期間が決まっていて、短期間だけ住みたい場合はマンスリーマンションも選択肢に入ります。お試し1人暮らしにもいいかもしれませんね。

メリット1:すぐに生活を開始できる

マンスリーマンションはレオパレス同様、家具家電が設置されており、管理会社によっては調理器具等の生活備品をレンタルできる場合もあるため、レオパレス以上にすぐに生活を開始できます。極端な話スーツケース1個で生活できます。

メリット2:保証人不要な物件が多い

賃貸アパートや賃貸マンションでは連帯保証人を求められる物件もまだまだありますが、マンスリーマンションの場合、予定期間分の家賃を契約時に前払いするシステムの管理会社が多いため、保証人がいない人でも借りられます。

デメリット1:最初に期間家賃分のまとまったお金を用意する必要がある

マンスリーマンションはあらかじめ入居期間が決まっている場合が多く、予定期間分の家賃を契約時に前払いすることになります。

そのため最初にある程度まとまった金額のお金を用意しておく必要があり、負担が大きいです。

デメリット2:期間が決まっている

管理会社によるのですが、自分が退去した後の入居者などが既に決まってしまっている場合、物件を気に入っていても最初に締結した契約期間が終了次第、退去しなければなりません。

デメリット3:家賃が高め

マンスリーマンションはホテル並みに生活をすぐ開始できる設備が整っていることから、相場よりもだいぶ家賃が高い物件が多いです。

賃貸マンション

生活の質に比較して家賃もお高い賃貸マンション

メリット1:ゴミ出しがいつでも可能

マンションの場合は専用のごみ置き場が用意されていて、ゴミ出しが24時間いつでも可能という物件が一般的です。

何気ないことですが、意外とこれって日々の生活利便上大切だったりします。

メリット2:住民の質

賃貸マンションは家賃が高いこと、また集合住宅であることを理解して生活を送っている人が多いので、廊下ですれ違ったりエレベーターで会えば挨拶は当たり前にしますし、引っ越したては色々教えてもらえることもあります。

アパートでは他の住人との交流どころが挨拶すらしないという人も多いのではないでしょうか。

デメリット:家賃が高い

賃貸マンションはなんといっても家賃が高いですね。しかしその住みやすさや設備の充実度から考えれば妥当ではあります。

引っ越しは楽しい!自分にあった居住空間を探そう!

紹介したように、引っ越しをたくさんすると自分にとって本当に快適に生活できる部屋に出会えたり、新しい趣味に出会えたりするものです。

また、紹介したようにどの物件にも良し悪しはあります。様々な条件を比較しながら、自分に合った居住空間を選択していきましょう。