【ビワイチ】琵琶湖一周サイクリングが初心者にはしんどすぎた

米原を出発して大津まで走った１日目。距離にして約70kmの距離を自転車で漕いでいました。

昨夜は興奮してなのか、激しい疲労にも関わらず寝付くことができず、今日は朝7時に目が覚めました。とにかくケツが痛い。

どうも！無趣味社会人ことたっつーです！

思いつきで無計画にスタートし、琵琶湖を自転車で一周する、通称「ビワイチ」に望んだ２日目。ホテルを8:00に出発しました。

今日も宿泊する宿は決めていませんが、とにかく行けるところまで行ってしまいたいです。午前中の涼しくて元気な時間帯にどれだけ距離を稼げるかが勝負ということで、ペダルに乗せた足を休ませることなく回転し続けます。

11:00　ローソン滋賀荒川店

ノンストップで３時間自転車を走らせ続け、そろそろ休憩を…と自転車の距離計を見るとちょうど100kmになっていました。

琵琶湖の周囲は自転車で走ると200kmらしいので、ちょうど半分経過したということですね。うん、しんどい。

ローソンでおにぎりとからあげくん、お茶を購入してひと休憩。

11:30　近江舞子中浜水泳場

走っているとほんとに海の浜辺みたいな公園にたどり着きました。水の透明度がなかなか高くてきれいです。琵琶湖にもこんなところがあるんですね～

12:30　白髭神社

そして琵琶湖の有名な神社、白髭神社に着きました。湖の中に鳥居が立っています。結構外国人観光客の方なんかもいて賑わっています。立ち寄って景色を撮ったりしました。

そしてそのあとはもう休むことなくひたすら漕ぎ続けます。朝はちょっと小雨が降るくらい曇っていたのですが、お昼過ぎから一気に晴れて暑いのなんの。昔ながらの田舎道を走ったり、拓けた湖沿いを走ったり、走っていると景色はどんどん移り変わっていきます。

そろそろ股下が限界を超えつつあるのですが、それでもこうして普段走ることのない道はリフレッシュさせてくれます。ケツは本当に痛いけど。

15:30　ビワイチ最大の山場　峠越え

メタセコイア並木道で有名な高島市マキノを超えると、ビワイチ最大の山場となる峠越えに差し掛かります。

車で走るのも怖いトンネル道を自転車で抜けなければならないという試練です。しかも大分体力が削られてきている旅の後半、日が落ち始めて気分も萎え始めています。

ビワイチは米原からスタートする場合、反時計回りに行くのがおすすめらしいんです。その理由の一つがこの峠越えで、体力のある元気な旅の前半にこの峠を抜けられるからなのだとか。

私がいま時計回りで琵琶湖の周りをまわっている理由は、本当にただなんとなく適当に選んだというだけの話なのですが、やはり物事には理由があるんですね。軽率にこの旅を始めたことをまた後悔しつつ、意を決して峠越えを始めます。

トンネルは本当に怖かったです。別に何がいたわけでもトラブルがあったわけでもないんですが、なんですかね、トンネルって独特の雰囲気で恐怖心を煽ってきませんか？まぁ幽霊とか、そっち系の（笑）普通に自動車は往来しているから何かあるような心配もないんですが、正直自転車で峠越えは二度としたくないです（笑）

17:00　峠を越えて長浜市へ

そして無事にいくつかのトンネルを抜け、峠を越えると長浜市へ着きました。怖い思いをして無事にトンネルを乗り越えたというつり橋効果もあってか、この頃には私のケツを痛め続けるクロスバイクにも愛着がわき、まるで相棒のような存在に。

峠を抜けて少し行くと北近江の湯というスーパー銭湯的なところがあり、そこであったかいお風呂に入って休憩することに。

２日間自転車を漕ぎ続け疲労がMAXの状態で浸かるお風呂。染み入る気持ちよさでした。今日の宿は長浜中心部の方なのでもう少し自転車を漕がなければなりませんが、ここまで走った距離と峠越えに比べれば大したものではありません。

19:00　ホテル着

銭湯を出てまた自転車を走らせ、今日の宿にたどり着きました。もう日は暮れてしまったのでビールを飲んでさっさと就寝します。長浜からゴール地点となる米原まではあと10kmちょっと。明日はのんびり漕いでも午前中のうちに余裕で到着できることでしょう。そんな安心感もあってか、この日は布団に入るなりすぐ眠りについたのでした。