名古屋の隠れた名所「リトルワールド」へ一人旅!世界の歴史的住居を見漁ることができるぞ!

1人テーマパーク・遊園地

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名古屋から車で1時間世界一周気分が味わえるスポットがあるのをご存知でしょうか。

その名は「リトルワールド」。愛知県民には古くから親しまれる隠れたテーマパークなのです。え、イッツアスモールワールドのパチモンですって!?

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!

リトルワールドは愛知県犬山市に所在しています。犬山市といえば犬山城の城下町の観光や食べ歩き、明治村などに行きがちなため、少し影が薄いリトルワールド。他県から愛知を訪れてリトルワールドに来る人は稀でしょう。

かくいう私も5年間の愛知県民生活でリトルワールドへは1度も足を運んだことはありませんでした。そんなリトルワールドって何が楽しいの?休日は混雑する?1人でも楽しめるの?という疑問を解き明かすため、カーシェアを借りてリトルワールドへ1人旅に出かけてきました!

名古屋・栄から下道で1時間〜1時間半

名古屋の中心部・栄から車で下道を使って1時間ちょっとの道のりです。

名古屋といえば「名古屋走り」として荒い運転で有名です。私も3年ぶりに名古屋の道を走りましたが、やはり怖かったです。車間距離が近いんだよね、うん。

犬山方面へ近づくにつれ、道はthe・山道に。カーブが多くて怖いけど、晴れた日の山道は自然を感じられて楽しいです。

ナビだと1時間10分くらいだったのですが、私はとっても安全運転なので1時間30分くらいで到着しました。

リトルワールドに到着すると駐車場の入り口で駐車場代を払います。1台1,000円。まぁこんなものでしょう。

4月も半ば、お出かけシーズンの土曜日ということもあり、駐車場は結構埋まっていました。私はバック駐車が下手なので、できれば両隣に車の停まってないスペースに停めたいんだよな~と思っていましたが、そんなスペースはなさそうです。

なんとか見つけた1台分の空きスペースに前から突っ込んで駐車。前から入れてもへたくそまる出しのななめった駐車になってしまいましたが、駐車し直すのも怖いのでそのまま行くことに。

いざ入園!

そして入り口でチケットを買います。入場料は大人1人2,200円なのですが、ネットで購入すると2,000円になるとのことでインターネットで購入することに。

購入後の画面に表示されたQRコードをゲートのお姉さんに提示すると入場できました。

ゲートをくぐると左側には企画展、右側にはお土産コーナーや飲食店などが入った建物があります。まっすぐ進むと広い公園のような空間に。駐車場に大量に停まっていた車のわりには人がまばらです。

園内マップを見る感じ、時計回りに進むか反時計回りに進むか、コースは2択でした。時計回りに進むと山形コーナーからスタートしてアジア、アフリカ、ヨーロッパの順で進み、反時計回りだと沖縄から始まり北アメリカ、インドネシア、ヨーロッパと進む感じになりそうです。私は沖縄からスタートする半時計回りで進むことにします。

世界の古代建築物が移築されて展示されている

リトルワールドには世界中の古代建築物(主に住居)が移築復元されて展示されています。世界中の地域の昔の暮らしを見られるテーマパークになっているわけですね。

例えば沖縄だと石垣島の家が展示されていますが、この家はなんと1871年ごろに建てられたものを移築復元しているのだとか。実際におうちの中に入ることもできます。

北アメリカコーナーに展示されていたサウナ。こんな昔からサウナってあったんですね~。

トーテムポールって部分部分にちゃんと意味があるんですって。個人的に気になったのは「シャチと男」。シャチの背にまたがってさらわれた妻を探す男がモチーフになっているらしい。うーん、みんな色々な人生を送っているのですね。

園内を周遊しているバスは500円の乗り放題チケットを購入すると乗れるみたいです。

BGMを流すスピーカーがまる出しで置かれている。このテキトーな感じ、嫌いじゃない。

インドネシアコーナーにやってきました。南国リゾートな雰囲気の建築物が立ち並んでおり、ここで写真を撮れば「バリなう」な1枚が取れそうです。

500円で民族衣装の着用体験ができるそうです。

そして歩みを進めるとヨーロッパエリアへ。お花がきれいに咲いています。ドイツ村にもこんな景色あったな~。外国人ファミリーがこの前で楽しそうに写真を撮っていました。微笑ましい。

ヨーロッパエリアには美味しそうな飲食売店が並んでいます。ちょうど13時過ぎのお昼どきということもあってか、多くの人で賑わっていました。席を見つけるのが少し大変そうです。他エリアよりも大分人が多かったので、ここがリトルワールドのメインエリアなのかもしれません。

ビールやワインなんかも飲めるみたいです。あぁ、車じゃなければ絶対飲んだのになぁ。

リトルワールドのお酒情報やフードメニューはこちらの記事でまとめています。

動物もいます。ラマだったかな?

こちらは羊。地面に生えたわずかな草を無心にむしゃむしゃと食べていました。

そして世界のテントコーナーへ。でかいテントの中に世界中のテントハウスが展示されています。どのテントも「男の場」「女の場」という風に男女別で分かれているのが印象深かったです。時代ですね~。

ちょうど半分を折り返すとアフリカコーナーへやってきました。飲食売店がありメニューを見ると、やたら「ワニ」がプッシュされたメニュー表に心惹かれました。ちょうど小腹も空いていたので「ワニバーガー」を注文します。

レジに立っていたのは愛想のない若い男性店員さんでした。特にいらっしゃいませの挨拶もない中ワニバーガー単品を注文すると、「1,000円です」とのこと。ワニバーガー700円、ワニバーガーセット1,200円と記載されていた記憶があり、どこから1,000円という値段が導き出されたのか謎だったのですがまぁそんな単純なメニューで間違えるわけないよね、と大人しく1,000円を支払います。

レシートも渡されず番号札だけ受け取り、席に着いて待っている先程の男性店員さんとは別のご年配の女性がやってきます。「すいません、今お作りしているんですが、お客様単品でご注文されましたよね?誤ってセットの料金を頂戴してしまって…申し訳ございません。」と300円返金していただきました。ちなみに男性店員さんからは何の謝罪もなかったです。ちょっとは申し訳なさそうにしろよ!(笑)

そんなこんなでワニバーガー実食。鶏のつくねに近い感じのパティと、申し訳程度のサニーレタスがクロワッサン生地のバンズに挟まれています。うん、可もなく不可もない。リピートはしません。

だいぶ歩いて疲れていたのと、カーシェアの返却時間が迫っていたこともあり、ここからは急ぎ足で見て回りました。前半の展示物の写真を撮ったり説明書きを読むような余裕はなく、とにかく歩みを進めます。トルコ、タイ、韓国などの国がありましたが、ちゃんと見ている時間はありません(笑)。回るコースは見たい国がある方から進むのが良いかもしれませんね。

園内が広いので混雑というほどではありませんが、そこそこの人が歩いていました。ファミリー層やご年配など落ち着いた客層の方が多かった印象です。休日の散歩にちょうどいいのかもしれません。

リトルワールドは落ち着いた層におすすめのテーマパーク!

そして約2時間の滞在の末、ゲートへと戻ってきました。展示物を全部見て、食事も楽しんで、写真も撮って、と満喫しようと思うと2時間では全然足りません。3~4時間くらいかけてのんびりと回るとちょうどよさそうです。

リトルワールドはワクワクドキドキ!なエンタメ感は一切ないので、若いアクティブそうには物足りないかもしれませんが、落ち着いた楽しみ方がしたい人や、ちょっと非日常な散策がしたいときなんかにぴったりだと思います。もちろん1人でも満喫できますよ!

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