英語話せない社会人が国際線におびえて乗った結果【イギリス一人旅②】

1人旅(海外)

僕は国際線が苦手です。なぜなら9年前に初めて国際線に乗った時「オレンジジュース」すらまともに聞き取ってもらえず、客室乗務員に冷たくあしらわれた記憶がトラウマとして残っているからです。

どうも!学生時代のTOEICは330点ことたっつーです!

国際線の客室乗務員って怖くないですか?冷たいイメージあるの僕だけでしょうか?僕は9年前、大学生の時に初めて海外旅行へ行ったとき、ドリンクすらまともに頼むことができず苦労した覚えがあります(その時はたしかアメリカン航空だったかな?(笑))。おまけに行きも帰りも真ん中の席で、トイレは行き辛いし、機内食は頼みづらいし、とにかく苦痛だった記憶です(笑)。

その時は友達と一緒だったので、なんだかんだと言い合って笑いに変えていましたが、今回は1人。何かわからないことがあっても、嫌な対応をされても、自分自身で処理していかなければなりません。

というわけでそんなトラウマを抱えつつ、9年ぶりとなる国際線に乗車しました。

今回乗ったのはブリティッシュエアウェイズ

イギリスへ向かうべく乗車するのはブリティッシュエアウェイズです。

まず乗りこんで早々びっくりしたのですが、普通に日本人のキャビンアテンダントの方がいました。全部で4名のCAのうち、2名が日本人の方でした。

羽田空港で荷物を預けたとき、ここから1週間日本語を聞くことはないのか…と覚悟していたので、日本の方がいるという安心感がすごかったです。

eSIMのアクティベートに手こずった関係で機内に乗り込むのが最後の方になってしまったため、乗った時には天井のキャビネットがあらかた閉まっており、荷物が入れられそうにありませんでした。こんな時に限って無駄に2個も荷物を持ち込んでしまった私。

せめてショルダーバッグとコートだけでも入れる隙間はないものかと、と自分の席(一番後ろ)の上のキャビネットを開けようと手を伸ばすと、

ソコハアカナインデスヨー

乗り込んだ時ににこやかに挨拶してくれた英国紳士なキャビンアテンダントが、なんと日本語で声をかけてくれました。

すご!日本語話せるんだ!と感動すると同時に誤魔化し笑いをしていると、

ヨカッタラココへドウゾ!

後ろにあるスタッフ用?のロッカーみたいなところを開けて、荷物を入れさせてくれました。しかもコートはハンガーにかけてくれるという神対応。

国際線でもこんなに親切に対応してくれるCAさんがいるんだ!とめちゃくちゃ感動しました。

席に座ると程なくして離陸の案内が流れ、英語の後に日本語でもアナウンスしてくれます。ありがたいです。英語の案内はほぼ聞き取れない。

無事に離陸したのですが、気づけば隣は誰も座ってない空席。私は通路側なので、両隣がいないという実質ファーストクラスな空間が出来上がります。神様ありがとう。快適な空の旅(15時間)となりそうです。

乗ってすぐにご飯

離陸後まもなく機内サービス開始のアナウンスが流れます。え、早くね?まさかもうご飯?まださっき空港で食べたうどんでお腹いっぱいなのに…と身構えます。

そして、ドリンクを聞かれました。日本の方に、日本語で。あれだけ頭の中で反芻した「Can I have water?」は使う機会を迎えることなくイギリスへと到着しそうです。

水をもらうと同時に「食前のワインは赤白どっちにしますか?」と聞かれました。なんとワインがもらえるようです。それはいい!白と答えると今度はシャルドネかなんとかかどちらにしますか?と聞かれました。

はい、日本語ですら聞き取れないという事態。さすがにここで「Could you say again,please?」を使うのはなんか違う気がしたので、聞き取れたシャルドネをいただきました。

とはいえお腹はうどんでいっぱいです。ワインに手をつけずに映画「バービー」を見ながら時間を潰していると、今度は機内食の配食が始まりました。

やはりもうご飯の時間か…時計を見ると時刻は日本時刻で12時。あ、意外と普通にお昼の時間でしたね。

意を決してワインを飲み始めると、初めての海外一人旅に対する色々な不安がなくなり、なんとかなりそうな楽観的な気分になりました。やはりいつだって酒は私を裏切りません。

お昼ご飯は照り焼きチキンかベジタブルカレーでした。先ほどの英国紳士なキャビンアテンダントさんが希望を聞いてくれたのですが、普通に照り焼きチキンもベジタブルカレーも発音できてて日本語の堪能さに改めて驚きました。

ご飯はこんな感じ。普通に美味い。

パンとかチーズは全然手が出なかったので、取っておいて明日のホテルの朝ごはんにでもしようと思いました。エチケット袋が紙の結構しっかりしたやつで、持ち帰り用の袋としていい仕事をしてくれました。

食事を終えると食後のコーヒーか紅茶を出してくれました。紅茶を飲みながら猛烈に尿意を催し、食後で混雑するトイレ列の途切れ目を狙ってトイレに行けるトイレ横の席神すぎる。

神対応な英国紳士キャビンアテンダント

私は基本飲むのも食べるのも早いのですが、今日はうどんのおかげで別です。

まだまだ並々残ったゆっくり紅茶を嗜んでいると飲み終わったキャビンアテンダントがカップをさげはじめました。

自分の席へ近づいてくる最中、別に急ぐ必要はないのですが、なんとなく居酒屋でグラスを下げてもらう時に飲み干す癖が出てカップに手を伸ばしたところ、まだ少し前方にいた英国紳士キャビンアテンダントがこちらに駆け寄り「ごゆっくりどうぞ」と声をかけてくれました。いやもう気遣いも日本語もネイティブ以上すぎる!

そんなこんなで機内が徐々に暗くなり、みんな仮眠モードな雰囲気になります。日本時刻だと14:00,イギリス時刻だと05:00。到着が現地時間で夕方なので、このタイミングが時差ボケを防ぐ仮眠にベストなのでしょう。

私も歯磨きをして昼寝しました。なんだかいつもの休日だとあれもしなきゃこれもしなきゃと終われ、それはそれで悪くないのですが、こういう何もしない休日ってほんとに贅沢だなぁとこの時点で満足です。

昼寝から起き、スマホをいじっていると「よろしければカップヌードルをお持ちしましょうか?」と声をかけてくださりました。夜食的な感じでカップヌードルが食べれるみたいです。私はお腹いっぱいかつお腹の調子が早くも悪かったので断りましたが笑

2度目の機内食

そして着陸2時間ほど前に、2度目の機内食が配食され始めました。メニューはチキンか焼きうどん。私は焼きうどんにしました。

日本語だと普通に「チキンか焼きうどん」で聞いてくれたのですが、外国の方には「チキンオアベジ」で案内してました。ベジで頼んでこれ出てきたらギャップすごい笑 周りの方はみんなチキンを頼んでましたよ。

その後は時間が中途半端で映画を観るほどの時間もなかったので、画面でゲームをしてみることに。

テトリスやパックマンなどのレトロゲームから語学学習まで色々揃ってました。そしてここで初めてリモコンが取り外せることに気がつく笑

ゲーム操作はリモコン裏面のボタンを使うようになっていたのですが、スティックの横移動が壊れていたようで全く機能せず、縦の操作しかできなかったです。残念ながらゲームをプレイすることができず断念。

そうこうしているうちにロンドン着。15時間の空の旅、英国紳士の客室乗務員さんのおかげであっという間でした!

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