本サイトの一部にはプロモーションを含みます。
ストライキという日本ではなかなか出会うことのない出来事に戸惑いつつ、予定を変更しながら無事に電車が動き出し今日のメイン目的地へ向かえることになりました。
どうも!無趣味社会人ことたっつーです!
乗り換え後の電車でアナウンスがあるも聞き取れず
途中スロウという駅で乗り換えるのですが、乗り換えた後の電車に乗り込み発車を座って待っていると、発車時刻間際にスタッフが何かをアナウンスしながら各車両を回っています。そのアナウンスを聞いて車両から出て行く人もいればそのまま残っている人もいて、状況がよくわかりません。定刻通りに発射しないことはわかりましたが、だからといってどんな代替案があるのかよくわからず、とりあえず座っていると10分後くらいに動き出しました。
そしてなんとかウィンザーに到着。駅に着くと改札を通ることなくそのまま駅の外へと出ます。え、チケットのチェックとかもないの?いつのまにか普通に駅の外に出ていて戸惑いました。イギリスの電車ルール、よくわからん。(笑)
はじめてのパブに入店
この日は日曜だったので観光客で溢れていました。地元の観光客っぽい人がほとんどですが、日本人もちらほら。
そしてウィンザーに着くなり昨日の夜から碌なものを食べていなかったので何が食べたいし酒が飲みたいと思い、パブに入店してみます。
パブでは特にスタッフから案内されることはないので、自分で好きな席を取ってからカウンターで注文というシステム。賑わう店内の中、端っこの良さげな席を確保でき机上のメニューに目を通しますが、フードもドリンクも何が何やらさっぱりわかりません。
とりあえずカウンターに行けば何かしら頼めるだろう!とカウンターへ。スタッフが出てきてくれたのですが、カウンターにメニューはない。え、指さし注文できないじゃん。
数秒固まったのち、もう一回メニューを見てきます、と席へ帰って、メニューを持参して再度カウンターへ。適当にビールを指さすと「sold out」と言われました。これとこれはない、みたいなことを言われたので、「これは?」とまた別のメニューを指さすとそれもないと言われました。じゃあ何ならあるんだよ笑
これはどう?みたいなことを言われたので、もうアルコールならなんでもよかった私はそれ!というと追加で何か説明しています。さっぱりわからず?という表情を浮かべているとまた同じようなことを言ってくれるのですがもちろんわかりません。適当にokok!と繰り返しているとなんとかビールを手に入れることができました。
本当はフードも頼みたかったのですが、ビールがでかくてお腹いっぱいになったのとさっきのドリンクの注文でメンタルHPをすり減らしたので退店。また好きなドラマのロケ地を巡るため、近辺を散歩します。
ウィンザーを練り歩く
店を出ると小雨。でもほとんどの人が傘をささずに歩いてます笑 みんな雨、気にならないの?
そんなこんなで歩いていると、もうちょっとビール飲みたい気分になってきます。すると歩いている道に「claft beer take out」の看板を見つけたので入ることに。
この店が個人経営のバーみたいな出で立ちで、多分日本にあってもなかなか一見で入りづらい店でした。入ってもスタッフからなんの案内もされず、入り口近辺にある冷蔵ケースから瓶ビールを取って奥のカウンターへ。常連みたいな2人をバーカウンターで店主が接客しており、こちらには見向きもしません笑 どういうシステム?これテイクアウトできるのかな?とりあえず辛抱強く10分くらい待つと、先にいた常連っぽい人のドリンクと料理の提供が終わったみたいでようやくこちらへ目を向けてくれました。
そして無事に購入が完了。日本では見たことない形状の蓋だったので、どうやって開けるか聞くと「Just push」とのこと。おぉ、押すだけで開くのか。こりゃ画期的。
そして今日の最大の目的。テヌズ川へと着きました。この頃には雨もやんで、ビール片手にテヌズ川沿いを散歩するのは気持ちいい。
やがて日が暮れてきて、ほんとは今日もう一ヶ所好きなドラマのロケ地である公園へ向かうつもりだったのですが、もう時間もないし日が落ちるまでこの近辺をうろつくことにします。
ビールを飲んでエネルギーチャージしたところでまたウロウロ。
テヌズ川の絶景
またテヌズ川に戻って川沿いの階段で休んでいると、だんだん雲が晴れてきて夕焼けが見えてきました。
風が吹き荒れる極寒の中、こんな素敵な景色、なかなか見られない!日没までここにいよう!と階段に座って夕焼けを眺めて写真を撮ったりしていると、ランニングしていて通りかかったおじさんが「キレイだね!」と声をかけてきたりしました。「so beautiful!!」と答えると、おじさんも夕焼けの写真を撮ったりして「enjoy!」とまた颯爽と走り去っていきました。
ロンドン滞在中の天気予報はほとんど雨が曇りだったので、夕焼けが観れるとは思いませんでした(実際この日と翌日の昼以外はずっと曇りか雨でした)。
めちゃくちゃ寒かったけど、本当に本当にきれいで、あの寒い川沿いに腰を下ろして眺めた夕焼けとあの時間を、一生忘れないだろうと思います。
日没まで見届けて駅に戻る途中。時刻はまだ18時だけど、昼間は観光客で溢れかえっていた道も日が沈むと人通りはまばら。
駅に着くと人はほとんどいなくなっていて、チケット売り場もしまっていました。
駅についてふとホームを見るとまもなく発車する電車が止まっており、自動券売機で急いでチケットを購入してホームに駆け出します。この路線は本数が少ないので、1本逃すと数十分寒い中ホームで待つことになる。
数年ぶりの全力疾走も虚しく、あと数mのところで電車は発車しました。電車の発車時刻は18:09。スマホを見ると18:08。行きはあれだけ遅れたというのに、なんとこの時は1分巻いて発車していったのです。
20分の空き時間ができ、仕方ないので駅をうろつくことに。ホームの入り口をよくよく見ると、タッチレス決済用の機械がありました。え、タッチレス決済でいけるじゃないか!!笑
先程タッチレス決済でウィンザーまで行けるのか尋ねたあの女性スタッフに嘘をつかれました。笑 私の聞き方が悪かったのか、それか私の解釈が悪かったのかもしれません。まぁよしとしましょう。
今日は2月4日。例のストライキによって明日はこの電車、一切動かんらしい。明日の予定にしないでよかった笑
いわゆるキセル乗車すると10,000ポンド(この時のレートで2万円)の罰金らしい。
そして駅構内をうろつきながら、ようやく電車が来たので乗車。1駅乗ってスロウに着くと乗り換え。
乗り換え電車は定刻から5,6分遅れというアナウンスが流れ、その5分後くらいには「定刻から9分遅れ」というアナウンスに切り替わり、そのまた2,3分後には「13分遅れ」とどんどん遅延していき、寒いホームで改めて日本の電車の時間正確さに感謝したのでした。
そしてホテルに帰ったのですが、部屋に入ろうとルームキーをかざしても開かない。なぜ?とりあえずフロントへ向かいます。
部屋に入りたいんですが、とカードキーを渡すとルームナンバーと名前を聞かれ、何やらカードリーダーを操作してまたカードキーを返されました。どうやらルームキーの効力は一晩限りの模様。毎日このやりとりが発生するみたいです。
何はともあれ部屋に戻ってビールと夕飯。(この日はホテルの冷蔵庫で冷やしておいたから冷たいビールが飲める)夕飯は近くのコンビニ?みたいなところで買ったプリングルスとマフィンです。
飲みながら今日の感動的な夕日を思い出しつつ、明日の計画を立てます。そう、私はこのロンドン&パリの一人旅の旅程を決めずに出発しているため、毎日次の日の予定を前日の夜に決めるという自転車操業的な旅行スケジュールなのです。
次の日は「ハーンベイ」というロンドンから電車で1時間30分ほどの海沿いの街に行く予定だったので、切符をネット購入して、今日の疲れもあってさっさと眠りにつきました。
イギリスの鉄道の予約は「Omio」というサイトでできます↓日本語対応です。
Omio:ヨーロッパ、北米の鉄道・バス・航空券の予約にほんブログ村
コメント