家族やカップル、友達グループで賑わうテーマパークや遊園地。別に誰と楽しもうが自由なのですが、施設によっては1人で行くのにはなかなかハードルが高い場所もありますよね。
ということで、無類のテーマパーク・遊園地好きで、テーマパーク勤務経験もある筆者が、独自の視点で「テーマパークおひとり様ランキング」を作成してみました。あなたはいくつ経験がありますか?
10位:サンリオピューロランド
第10位は超かわいいテーマパークことサンリオピューロランド。サンリオキャラクターが好きであれば1人で行っても思う存分楽しめるでしょう。
また、サンリオピューロランドでは定期的にアイドルグループなどとのコラボライブを行ったりしているため、目的があればおひとり様利用のハードルは皆無と言えます。
9位:横浜・八景島シーパラダイス
第9位はシーパラでおなじみの横浜八景島シーパラダイス。水族館と遊園地が融合した一日中遊べる施設です。
入園自体は無料で、水族館施設やアトラクションの利用に費用がかかるシステムです。水族館は余裕ですが、アトラクションの利用は少しハードル高めです。園内にはBBQが楽しめるレストランなどもあり、ファミリー層を中心に賑わっています。
8位:東京ドームシティアトラクションズ
第8位は東京都心に位置する東京ドームシティアトラクションズ。
入園が無料で、ショッピングモールやスパラクーアなども併設されており、おひとり様でも何の問題もなく利用できます。ここでポイントにしたいのは東京ドームシティアトラクションのメインアトラクションともいえる「サンダードルフィン」のおひとり様利用です。
サンダードルフィンは東京都内でも屈指の高度をスピードを誇るジェットコースター。ファンの方も多いのではないでしょうか。
東京ドームシティのアトラクション利用層は主に学生グループや若めのカップルです。そんな中に混じって数十分の待ち時間を並び、絶叫を楽しむのはそこそこのハートの強さが求められます。
7位:よこはまコスモワールド
第7位はよこはまコスモワールド。東京ドームシティと同じく入園無料で、行くこと自体には何のハードルもありません。横浜コスモワールドでポイントとしたいのは、水中を通過するジェットコースター「バニッシュ」もしくは大観覧車「コスモクロック」の利用です。
よこはまコスモワールドは土地柄カップルの巣窟となっているため、両アトラクション共に待ち列はカップルで埋め尽くされていることでしょう。おふたり様が続く中、スタッフに「1人」を伝えるときの緊張感ったらありません。
6位:よみうりランド
第6位はよみうりランドです。プールWaiが併設されており、夏は家族連れや学生、若いグループで賑わいます。
よみうりランドはファミリー向けのアトラクションも多く、お子様がはしゃげる要素てんこもりです。おひとり様は疎外感を感じやすい構成になっているでしょう。
5位:東京ディズニーランド・東京ディズニーシー
第5位は大人気テーマパーク・東京ディズニーランドと東京ディズニーシーです。
先に挙げたサンリオピューロランド同様、大好きなキャラクターがいればおひとり様での利用は抵抗なく可能です。現に1人ディズニーを楽しむ方は多くいます。
ここでポイントとなるのはアトラクションの利用。ものによるのですが、ぶっちゃけ1人では利用しづらいアトラクションがあるのも事実だと思います。
個人的にベスト3を上げるとすれば、トイストーリーマニア、ベイマックス、スプラッシュマウンテンでしょうか。
スプラッシュマウンテンはまだシングルライダーが存在していた時代におひとり様利用したことがあるのですが、7人グループと相乗りになって死にました。1つあたりのライドのグループ密度が濃く、隣の人との距離が近いのもポイント。地獄のような気まずい時間でした。
とはいえ1人ディズニーはとっても楽しいのでおすすめですよ。
4位:那須ハイランドパーク
根強い絶叫マシンファンに愛される那須ハイランドパーク。7種類のジェットコースターが設置されており、それぞれ個性豊かで楽しめます。
那須ハイランドパークを4位に持ってきたのは立地です。那須は都心から高速道路と使って3時間ほどかかりますし、電車でもアクセスしづらい場所に位置しています。わざわざこの距離を乗り越えて1人で行くというところにハードルを感じてしまいます。加えて那須ハイランドパークのメイン利用層はファミリー。おひとり様で行くには相応の覚悟が必要です。
3位:ナガシマスパーランド
ナガシマスパーランドは国内で1番ジェットコースターの数が多い遊園地として知られており、絶叫マシン好きなら一度は訪れたい場所です。
やはりアトラクションの特性から利用層は学生や若めのグループが多くなります。この中に混じってジェットコースターに乗車するのは少し勇気が必要です。とはいえ閑散期は人気アトラクションも数分待ちで乗れたりするので、そうしたタイミングを狙えば随分ハードルは下がります。
2位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは年間通じて様々なイベントやタイアップを開催しており、最近ではマリオエリアの開業も記憶に新しいところです。
USJはグループ利用者が非常に多いので、そんな中1人ではしゃぐにはそこそこのアルコールが必要になるでしょう。シングルライダーが導入されているアトラクションもあるものの、公式サイトではシングルライダーを「お連れ様とは別々のライドにお乗りいただく」とあくまで人と来ていることを前提にした書き方をされていることもあり、引け目を感じざるを得ません。
1位:富士急ハイランド
テーマパークや遊園地に1人で行くことに抵抗がほぼない私でも、唯一絶対に行けないと感じるのは富士急ハイランドです。
4位で挙げた那須ハイランドパーク同様、立地的に行き辛いということは理由の一つなのですが、1位に選んだ理由はなんといってもアトラクションの待ち時間の長さ、列の進みの悪さです。
富士急ハイランドのメインアトラクションは本当に待ち時間が長いです。2時間は普通に待ちます。その上、待ち列の進みが異様に遅いのです。カップルやグループで賑わう待ち列の中、2時間とか3時間の待ち時間を耐えるには缶ビール6本くらい必要です(アトラクション乗車前の飲酒はやめましょう)。
そうはいっても1人でも楽しめるのがテーマパークのいいところ!
以上、超個人的なおひとり様テーマパーク・遊園地の難易度ランキングでした。
こんなランキングを作っておきながらなんですが、テーマパークや遊園地の楽しみ方は人それぞれですし、周りは思うほど他人のことなど気にしていません。どのテーマパークも1人でも楽しめる要素満載ですので、気になっている場所にはぜひ訪れてみてくださいね!