2024年も既に11月。なんだか急に寒くなりましたね~!
どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!
というわけで、本日11月10日、行政書士試験を受けてきました!
ブログも2週間ぶりくらいの投稿になってしまったわけですが、この2週間、仕事以外の時間はほぼ試験勉強(とネットサーフィン)に費やしていたため、ブログを書く時間がなかったのです。
長い勉強もようやくひと段落、試験もなんとか終わってようやく時間も取れたので、忘れないうちに今日の感想を書いていこうかなという次第です!!
試験勉強を始めた経緯
試験勉強を始めたのは今年の6月でした。ちょうど5月末にFP2級の試験が終わり、その流れで勉強を始めた感じです。
なぜ行政書士試験を受けようと思ったかというと、こんな自分でもまだ挑戦できることがあるんじゃないかと思ったから。ま、綺麗ごとは抜きにして、試験受かれば会社辞めても行政書士の資格あるしって思えるっていう超打算的な理由はあるんですけど、行政書士は合格率10%前後の難関資格、大学では農学を専攻していた私にとって法学を1から学ぶことは簡単ではないのですが、とりあえずやってみるの私のポリシーに従い、テキストを1冊購入し独学で勉強をスタートさせたのでした。
行政書士試験は法令科目と基礎知識という主に2分野からなっており、法律の知識と共に政治経済などの一般知識も要求される、とにかく幅広く勉強しなければならない国家資格です。
試験問題は全60問で、ほとんどは5肢択一式ですが、記述が3問、多肢選択の穴埋め問題も3問と、問題形式もバリエーションがあります。
試験時間は3時間!まぁこれが長いですね、集中力が続くかも合否を分ける要素となるわけです。
6月に試験勉強をスタートして5ヶ月ちょっと、まぁ苦戦しましたね。なんせ範囲広すぎ。独学で参考書を手書きのノートに書き写すというハイパー非効率な方法で勉強を進めていたんですが、FP2級の勉強の時よろしく腱鞘炎になるかと思いました。ノートの総数はなんと8冊分!いやー、相当な文字、書きましたね…
あと法律の問題ってとっても細かいところまで覚えなきゃいけなくて、それがほんとに大変。「大体合ってればよくね?」精神で生きてきた私にとっては、「及び」と「又は」の違いとか、「しなければならない」と「できる」の違いなんてどっちでもいいわけですよ。いや、実際どっちでもいいですよね!?でも試験ではその間違いを見抜けるようにならなければ正しい答えを導き出すことはできません。
そんなこんなで細かいディティールのこだわりにイライラしつつもなんとか全分野の学習を進め、過去問を解いたり予想演習問題をといたりして、結構ちゃんと試験対策をして迎えた本日。いままで色んな資格試験を受けてきましたが、一番頑張って勉強したことは間違いありません。
もちろん昨日はお酒も我慢しました。偉い、偉すぎるよ自分。
電車を降り間違える
試験会場は浅草でした。ちゃんと家を出る前にナビタイムで経路を確認していたのに、なんだかぼんやりして電車に乗ったら、途中乗り換えなければいけない駅で普通に乗り過ごして、気づいたら上野に着きました。
自分にしては珍しく時間に余裕を持って行動していたのと、浅草と上野はそこまで離れていなかったのが幸い、集合時間の12:20になんとか間に合いました。
試験会場がやたら広い会場でたくさんの人がいて、なんだかこんなに頑張ってる人がたくさんいるんだなって感慨深い気分に。普段は教養のない上司の下で働いているので、「学ぶことには価値がある」「わからなくても理解しようと頑張ることには意味がある」ことが実感できた気がして嬉しかったです。年齢も性別も幅広い受験生がいましたよ。
自分の席を無事に見つけ、とりあえずトイレへ。まぁこのトイレが混んでましたね。こんなに混んでる男子トイレは久々。
試験スタート
自席に着席して、試験の説明を聞いたり、受験番号をマークしてたりしたらあっという間に試験スタートです。マークに対して黒塗りしている部分が大きすぎてちゃんと採点されなかったらどうしよう…とかどうでもいいことが気になったりして中々集中できません。
13:00〜16:00までの3時間、ひたすら小難しい文章の法律問題と睨めっこをします。てか3時間って長いけどトイレとか行きたくなったらどうしよう…って思ってたんですが、そこはやっぱりみんな同じなようで、普通の資格試験よりも遥かに多くの人々が途中トイレ離席していました。今日寒いし、そりゃそうだよね。
そして焦りながらページをめくっていくうちに試験終了。肝心の出来ですがまぁ自信を持って答えたのは全体の2-3割くらいですかね。。。あんなに一生懸命勉強したのに、こんなにわからないものなんだと、少し不甲斐ない気持ちになりながら、それでも諦めずに解き進めました。マークすることに意味がある、うん。
そして最後に解いた記述問題はまじで全然わからなくて、うんうん頭を捻りながら部分点狙いで時間がない中、適当に書き殴りました。一応記述対策として100題くらい予想問題が収録された問題集を3周くらいしていましたが、まぁダメでしたね。何を聞かれてるのかちんぷんかんぷんで泣きたくなりました。
合格点は全体で60%以上の正解が必要で、仮に記述で1点も取れてなくても一応合格自体は可能なのです。しかし、その場合記述以外の選択問題で75%以上正解してなければならないという、極めて厳しい状況です。さすが合格率10%前後の難関国家資格。一筋縄ではいきません。
あとびっくりしたのが、こんなに難しい行政書士試験でも早く解き終わった人は途中退室可能な制度があって、割と早い段階で途中退室してる人が数名いたことです。見直す必要もないほどそんなに早く解き終わるなんて、ほんと羨ましい限りです。
帰り道は雨
そして今日は夜から雨予報だったのですが、降り出しが早まったようで16時過ぎに会場を出た時には既に雨が降ってました。ほんとはせっかく浅草まで来てるわけだし、ちょっと散歩でもして頭を冷やしてから家に帰ろうと思ってたんですが、やむを得ずそそくさと帰路につきます。まぁ明日も普通に仕事だしね。
落ち込んだ時はケンタッキーを買って帰ると決めているので、チキンを買って家に帰ります。辛い時も、自分の人生を否定された気分になった時も、クリアアサヒとチキンは裏切らずにそっと寄り添ってくれる。
そして数か月間ウォッチリストに入れてみるのを我慢していた映画を観ることに。今日は「キングスマン」を観ることにしました。やっぱり評価が高い映画は間違いないね。そうして映画を観終わる頃には各予備校から模範解答速報が出る時間になったので、自己採点をすることに。
自己採点の結果は…
そして酔っぱらった頭で少しだけドキドキしながら答え合わせをしていきます。
うん、やっぱり結構間違えてるな…序盤の10問で4問しかできていなくてもう採点やめようかと思ったのですが、本絞りを注入して気合を入れつつ○×を付けていき、結果を集計すると…
記述を除いて、154(or158)点/240点という結果でした。
つまり、合格点は180点なので、残りの記述問題の60点中、26点以上取れれば合格するという、どっちつかずな自己採点の結果に(笑)。多分行政書士試験って、記述問題抜きで150点台160点台の人が、合否発表まで一番ドキドキすると思うんですが、まさにその点数という、個人的にはもやもやしつつもなかなか面白い結果になりました。
正直全くダメダメだと思ってたので、一応ドキドキできるのは嬉しいところではありますね、うん。肝心の記述式はというと、模範解答と近からず遠からずな感じで、部分点がつけばワンちゃんあるんじゃね?みたいなところになったのがなかなか意外な結果。時間がなくて焦って記入した文章のニュアンスが解答と近かったりして、これは本当にどうなるかわからない状態に。
まぁこれで、合否発表(来年の1月末)まで完全に引っ張られる感じになったので、ソワソワして年末年始を過ごすことになりそうです。全然可能性ないよね、っていうよりはよかったのかな、と思ってます。
やっぱり資格の勉強は大変!
そして今回実感したのは。やっぱり、資格の勉強は大変!ということ。ほんとにこの数か月間、よくあんなに頑張ったなぁとしみじみ思います。結果はどうあれ何かを目指すために頑張る時間はとても価値がありますし充実しますが、その分他の色々なものを犠牲にするということを実感した約半年でもありました。
とにかく、約半年頑張った自分を労って、また次の目標を見つけて頑張れればと思います!
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